Try Arc Products Blog

皆さん、こんばんは。TryArcProductsです。

今回は、前回記事の
◆CYMA AKS-74UN RAS(CM.040H)の初速とサイクルチェック◆
でざっくりと性能を確認出来たので、今回はカスタムの為に
分解していってみようと思います。まずはフロント部分から。


分解前にチャンバー内の残弾処理、セミオートを数発撃って
ピストンを前進状態にして、バッテリーを外します。



まずトップカバーを開けて、トップカバーの開閉ボタンを前に
押してそのまま上に持ち上げると外れます。

写真ではボタン部分とロッドの接続を外していますが、
外さなくても分解できます。



次にセレクターをセミオートのポジションにします。

次にポートカバーを後ろにスライドさせます。
私のは少し固めでした。固いからといってレバーの
部分をガンガン叩くと折れたりするかもしれないので
固いと感じたらグリスを吹いたりして少しずつ下げていきましょう。



下げた後は、上にひっぱれば外れます。

この当たりは東京マルイのAK47とはかなり違います。



次は写真の位置にセットされている、チャンバースペーサーを
外します。

ネジやパーツ自体のテンションで固定は全くされていないので
隙間にマイナスドライバー等を差し込んで軽くこじればすぐに
取れると思います。



パーツ自体は非常に軽くて少し柔軟性のある素材です。
チャンバーが前後に動かないように、常にメカボックスに
押さえつけている大事なパーツなので無くさないように
注意です。



次に赤枠内のフレームロックピンを外します。左右のどちらかに抜け止めの
溝が切られているので、切られていない方からピンを叩き出します。
今回は構えて左側に溝があったので、右側から叩き出します。

本来なら固いと思うのですが、今回のは使っている途中に抜けて
しまうのではないかと思うくらい、すぐに抜けました。

M4のフレームロックピンの様に抜け落ち防止タイプの
パーツが出ていればと思いますが、流石に出てないですよね＾＾



フレームロックピンを抜けばフレームとフロント部分が
分離できます。
もし、分離出来なかったら



赤枠内のイモネジを緩めると外れると思います。
通常のドライバータイプでは届かないので、L字の六角レンチを
使って少しずつ緩めます。レンチサイズは2mmです。
かなりやりにくいです。

ここのイモネジが締まっていなかったという事は
組立ミスかな？そのおかげで簡単に分解出来たのですが＾＾
簡単にチャンバーにアクセスから、組み立て直す時も
締めなくても良いかも。

続いてチャンバーを固定している赤枠内のネジを外します。

このAKに使われている他のネジもそうなのですが、何というか
柔らかくて、エッジが立っておらずどうも好きになれません。
交換出来るネジは全て日本製のネジに交換しようと思います。



ネジを外したら、チャンバーを前にずらしてチャンバーから
ノズルが抜けたら、チャンバーを上に持ち上げればフレームから
外れます。

チャンバーを無理に引き抜こうとして、インナーバレルやノズルを
傷めないように注意。



インナーバレルもチェックする為に分解しようと思います。



まずバレルをロックしている黒色のパーツを外します。
引っ張れば普通に外れると思います。
飛ばしてなくしてしまわないように注意。



次にHOPを最弱にしてバレルを前に引っ張ります。
試射の時に吹いたシリコンオイルのおかげかすんなり
抜けました。



後はパッキンとスペーサーを抜いてインナーバレルの
取り出し完了です。

東京マルイ純正パッキンやPDIのWホールドチャンバーパッキンに
慣れているので、やたらとごわごわした手触りです。



HOP窓は東京マルイの純正バレルよりも少し広い気がします。
比較用のバレルが無いので、気がするだけなのですが、もし
広いようであれば、通常のクッションラバーでなく電気なまずを
使ってみても面白い結果が出そうな気がします。

以前中華電動ガンで、HOP窓とバレルロック用の溝が傾いており
HOP窓が真上に来ないというウ○コバレルに遭遇した事がありましたが
今回は大丈夫そうです。・・・・・・多分。



バレル先端はきちんとテーパーがかかっています。
ちなみにバレル長は約255mmでした。

そういえば、バレルカスタムとして、先端にテーパーをかける
というのがよく行われていますが、どこまで効果があるんでしょう？
ノンホップであれば結構効果があって、HOPかかっていると
そんなに効果が無いような脳内イメージ。
まぁ、テーパー有りor無しのカスタムバレルがあれば有りの
方を買ってしまいますが＾＾



インナーバレルを抜くだけでよいかなと思っていたのですが、
折角なのでHOPレバーも分解してみる事にしました。
赤枠内のネジと・・・・



反対側の赤枠内のネジを外します。



ネジを外したら、次は赤枠内の部分を細い棒で
押し込みます。



これでHOPアームの取り出しも完了です。
赤枠部分に小さなOリングが付いているので
失くさないようにご注意を。
このOリングが無くなると、レバーが緩々になります。

クッションラバーは変に固くて少し形がいびつです。
パッキンも何か固い気がするので、この辺りは交換確定です。

今回は逆になりましたが、本当はバレルを抜く前に
HOPアームを外した方が良いです。


次はフロントを分解してみようと思います。
◆CYMA AKS-74UN RAS(CM.040H)のフロント分解◆
へ続きます。

最後までお読み頂きありがとうございます。